こんばんは。
鍋していますか?
かさじぃです。
おとといはお休みをいただいていまして、
今年の1月に挙式をしたお客様のおうちにお邪魔していました。
当時まだ新人だった私を温かく見守ってくれていた新郎新婦さんでした。
彼女は大切な年下を「孫」と呼ぶようです。約1年前に私を孫に任命してくれました。
孫のように私をかわいがってくれます。
とても美人な彼女ですが、全く飾らない人です。
彼は、私を妹のようにかわいがってくれます。
とても美男な彼ですが、思いやりのある誠実な人です。
二人のおうちは、おしゃれな家具がたくさんあるリビングでした。
ダイニングに座ると、あったかいミルクティーがでてきました。
打ち合わせのとき、二人はいつもミルクティーを頼んでいました。
お砂糖なし。牛乳多め。
ダイニングで3人でミルクティーを飲んでいると、あっという間にリビングに夕日が差し込んできました。
「なんかテレビでも見る?」と彼女。
「二人の結婚式のDVDが見たいです。」
彼は夕飯の準備のために、キッチンに入っていましたが、きっと恥ずかしくて一緒に見ていられなかったんだと思います。
私と彼女はソファーに座って、懐かしい映像を見ていました。
とても綺麗でした。
式の日のことが、はっきりとよみがえってきます。
式が始まった瞬間、私は悲しくてチャペルの前で挙式中ずっと泣いていました。
彼女が泣き虫な私用にくれたおそろいのハンカチをその日びっしょり濡らして。
「終わらないで、終わらないで」と最後まで心の中で思っていました。
しばらくすると、リビングにとてもいい匂いが。
彼特製のトマトキムチ鍋ができていました。
結婚式の日にメインテーブルに飾ってたシャンパングラスを使って乾杯しました。
「二人とも猫舌だったよね。熱いから気を付けて。」と、彼女と私にとりわけてくれた彼。
彼女も私もとても猫舌なんです。
そんな些細なことでも覚えているのが彼です。
楽しい夕食が終わると、私と彼女はソファーでまったり。
するとまたミルクティーがでてきました。
ほっとします。
ずっと居たいほど居心地がよかったですが、すっかり夜遅くなってしまったので
おいとましました。
またクリスマスに。
今度はマンダリンポルトで待っています。
この仕事は家族のように大切な人と出会える仕事だ、
と帰り道に思いました。
とても幸せです。
笠島えり菜
愛知県常滑市の結婚式場・ゲストハウス
マンダリンポルト