夏が近づき、夏にはどこにいこうか考える季節がやってきましたね。
毎日夏はどこに行こうか、いやどこに行けるのか考えているもりやまです。
個人的にはベトナムにひとりで行き、安くておいしいものを食べたい!これがわたしの望みです。
さて、やっぱり夏には海外!そう考えてる方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな中で、皆様にわたしのだいすきなところを紹介いたします。
ドドーン!
はい、ここがどこかわかりますか?
わかった方。あなたこそ、東南アジアマニアだとわたしが認定いたします。
わからなかった方。安心してください。わからない方のほうが多いです。
ここはフィリピンのボラカイという島です。
本当に小さな島です。マニラから国内線で一時間ほど、そこからバスでまた1時間半ほど行ったところからまた船に乗ります。
向かう途中には、現地人が川で体を洗っていました。
衝撃です。これぞカルチャーショックです。
やっと着きました、ボラカイ島!
ついたのは夜で、なにも見えません。見えるのは、ただただマンゴー。さすが、東南アジア。
初めての一人旅。しかも、アジア。なにかが起こりそうな予感しかしませんでした。
ボラカイに到着してからうすうす感じていたこと。
それは、英語が伝わりません。
え?公用語にも英語と書いてあるのに・・・。もちろん、わたしは現地の言葉は一言も勉強していません。
これは、困った。
しかし、なんとか翌日の朝には朝ごはんにたどり着き(ホテルの人は英語が流暢な方もいます)朝から山ほどのごはんを食べるわたし。
そんなわたしに一生懸命中国語で話しかけるホテルの人。
・・・わたし、日本人です。
ごはんも食べ、出発します。いざ、世界で一番美しいビーチにも選ばれたボラカイのビーチへ!
じゃじゃーん
そこには日常を忘れさせてくれるビーチがありました。
自分の悩みなんてほんとにちっぽけだ。そう思わせてくれるビーチがありました。
島では、日本人とほんとに3組ほどしかすれ違っていません。
これぞ、だれも私のことを知らない空間だ。そう思いました。
なにかあっても、見つけてもらえないだろうな・・そんな危険と隣り合わせです。
しかし、島の人はみんないい人。なにもないこの島。なにも起こるはずがありません。
なにもないからこそ、少しずつリゾートとなる島を盛り上げたい!その気持ちしか島人にはないからです。
素敵なビーチ。
島で一番売れるのは、マンゴージュース。私はその期間、マンゴージュース中心に生きていた。そう言い切っても過言ではありません。
朝からビーチで寝ころび、なにもせず、ただ海を見ながらマンゴーの木の陰で寝る朝の4時間。最高ですね。なにもしない旅行ほど、贅沢なものはありません。
島のいたるところでマリンスポーツの勧誘。笑顔で通り過ぎる私に、現地人一言。
「ニイハオ。」ワタシ、ニホンジン。やっぱり日本人には見えないみたいです。
急に思いついた一人旅。
飛行機の中でも、日本人のCAさんに英語で話しかけられました。どうしても日本人とは思ってもらえないみたいです。
言葉はまさかの英語が伝わりません。
島ではシャワーが出ないのが当然です。(ホテルではお湯が出て、感動しました)
車は走っていません。島の端から端まで、徒歩40分。車なんていりません。
最初と最後についてくれた現地ガイドの方。てっきり日本人だと思い込み、「フィリピンは長いんですか?」と聞き、「ワタシ、フィリピンジンデス」と、その方。大変失礼いたしました。
人生で最初の一人旅。忘れることのできない一人旅。
少しのワクワクと大きすぎる不安。
そしてコミュニケーションは「言葉だけではない」そう感じさせてくれた旅でした。
言葉は大事です。
やっぱり結婚式の終盤には花嫁の手紙があったほうがいいと思います。
しかし感謝のきもちを伝えるのは決して言葉だけではありません。
感謝をこめて ありがとうの気持ちを込めて 当日も一番遠い席で見守ってくれるご両親に花束贈呈。
言葉はいりません。かわいくてかわいくてしょうがない娘さんから花束をもらう。
そこに言葉はいりません。
感謝の気持ちに“言葉”という、少しのツールを使う。それだけです。
言葉の伝わらない旅が楽しかったのも、きっと言葉ではなく伝えたいという気持ちが相手から伝わってきたからこそだと思います。
考えてみると、わたしは感謝の気持ちを伝えたいとき、なにかたくさんの言葉をかけるより、たった一言の「ありがとう」にとんでもない気持ちを込めて伝えることが多いと気づきました。
やっぱりわたしはこの仕事ができて幸せだと思います。
物ではなく、気持ちを届けるお手伝いができるのですから。
今週末も気持ちを込めて、一分一秒を大事にしながらお手伝いさせていただきます。
守山みなみ
愛知県常滑市の結婚式場・ゲストハウス
マンダリンポルト