こんにちは。笠島です。
夏がきましたね。小学生たちはもうプール開きも終わって、じきに夏休みを迎えるころでしょうか。
マンダリンポルトのスタッフも交代で夏休みをいただいています。
海外旅行を計画中のスタッフもいます。
海外旅行、・・・どちらかと言えばインドアで冒険はしない私が、
一度だけ冒険してみた旅があります。
インドです。
なぜか行きたかったインド。学生生活最後の旅の行き先をインドに決めました。
理由は「今しか行く気がしない国に行こう」「時間と体力がある今、異世界を感じよう」そう思ったからです。
とにかく違う国の文化を体感したかったのですが、
その目的は、自分が思っていた以上に果たされました。
10日間の旅初日。お湯が出ないとは聞いていましたが、・・・
水がでないとは聞いてない。
一日目のホテルは蛇口をひねっても水がでず、
汚れた大気と熱さで汗びっしょりの体が洗えない・・
つたない英語でフロントに電話
「ノーウォーター。」
「ウォータープリーズ。」
インド人が部屋まで来るも、水は出ず、どこからともなく満面の笑みのインド人がバケツいっぱいに汲んできた水でなんとか体を洗いました。
10日間で食べたものはすべてカレー。
カレー以外にはないの?とインド人のガイドさんに聞くと、
「ないですねぇ」
日本に帰国してから少しだけカレーを避けています。
カルチャーショックの連続で始まったインドの旅、
でもとても面白い。
この国の人たちはとてもたくましく生きている。
そして・・親切を売ってくる。
とてもニコニコしてドアを開けてくれたインド人。ドアを通過するときに、やっぱり「チップ プリーズ」
ドア開けただけで??っと思わず日本語でツッこむ私。
笑顔で一緒に写真を撮ってくれたサリー姿の女性もやっぱり「チップ プリーズ」
芸能人でも要求しないでしょっとツッこむ私。
頼んでもいないのに世界遺産を案内してくれたインド人、インド語で説明してくるので一切何を説明しているのかわからなかったのに最後にやっぱり「チップ プリーズ」
もう予想していましたとも。
「タダではいい事しない」
私は彼らのそのスタンスがわかりやすくて好きでした。
貧しくて学校にも行けず、トイレでトイレットペーパーを補充する仕事をしていた8歳の女の子も、
タージマハルの近くでガイドブックを売っていた7歳の男の子も、みんなたくましく生きていました。
自分のことがかわいそうだなんてちっとも思っていないから、彼女は一生懸命トイレットペーパーを運び、彼は楽しそうにガイドブックを売っていました。
いい国だな、インドの人たちとふれあうと楽しい。
象にも乗って手相も見てもらって、タージマハルを見て、たくさん満喫しましたが、一番はインドで生きる人たちのたくましさ、が私を元気にしてくれました。
何年かしたらもう一度行ってみたい国になりました。
インド、とてもいい国です。
持ち物はミネラルウォーターと正露丸です。
かさじぃ
愛知県常滑市の結婚式場・ゲストハウス
マンダリンポルト